県民だよりの「白さ」足りませんでした 印刷会社を3カ月の指名停止

藤谷和広
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 「ちば県民だより」の紙の白さが足りませんでした――。千葉県は19日、制作を業務委託していた印刷会社が、契約で定める基準より「白色度」が低く、より安価な用紙を使用していた、と発表した。

 県民だよりは県が毎月、新聞折り込みで県内の各戸に届けているほか、駅やコンビニなどでも無料配布している。4月号の発行部数は約150万部。

 県は2006年度から、年4回発行の「ちば県議会だより」とあわせ、東京都中央区の印刷会社に制作を委託してきた。見やすさに配慮し、15年度からは白色度を70%以上に指定した。

 しかし、同じ印刷会社に「県のたより」の制作を委託していた神奈川県で、契約で定める白色度に満たない用紙の使用が判明。千葉県も15年度以降の発行分を検査したところ、白色度は61・9~68・8%だった。

 県は印刷会社に3カ月間の指名停止措置をとり、契約違反金の支払いも求める。ただ、白色度が低くても「違和感はなかった」(県担当者)といい、県民からの苦情もなかった。(藤谷和広)