原爆ドームそばの壁一面に般若心経 「この世界の片隅に」作者が描く

有料会員記事核といのちを考える

岡田将平
[PR]

 広島市原爆ドームそばのビルの壁一面を、仏教の「般若心経」で埋めるアート作品が登場した。描いたのは漫画家で、映画この世界の片隅に」の原作で知られるこうの史代さん(53)=京都府福知山市。被爆から77年がたとうとし、薄れゆく「慰霊」の念を残したいと制作した。

 タテ4メートル、ヨコ24メートルの壁に、オレンジや黄色、青と色とりどりの見なれない文字がびっしりと並ぶ。古代インド・サンスクリット語の「梵(ぼん)字」だ。広島カープの帽子をかぶったハトやコイが泳ぐ姿も描かれる。

 こうのさんは、作品発表の記者会見で「ひとことでいうと慰霊です。何を描いているかというと般若心経。作品を見て、『ここにいない誰か』に思いをはせてもらえれば」と語った。

引き受けるのを控えていたけれど…

 壁があるのは、原爆ドーム隣…

この記事は有料会員記事です。残り976文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【7/11〆切】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら

核といのちを考える

核といのちを考える

被爆者はいま、核兵器と人類の関係は。インタビューやコラムで問い直します。[記事一覧へ]