上野千鶴子さん「いいかげんランドセル止めたら?」問われる親の選択

有料会員記事

[PR]

北陸六味 社会学者・上野千鶴子さん

 春だ、入学式のシーズンだ。

 で、この時期になると新入生の親を悩ませるのがランドセルの色である。色合い以前に、あの兵隊さんの背嚢(はいのう)をモデルにつくった重い本革のランドセルなるもの、いいかげんに止めたらどうか。最近ではアウトドアブームで軽量小型、それでもって容量たっぷりで使い勝手のよいバックパックがいろいろ出ている。それを選んじゃいけないのか。それにICT化が進めば、重い教科書を持ち運びしなくてもiPadひとつで十分。文房具だっていらなくなる。

 さて、ランドセルの色だった。男の子は黒、女の子は赤と決まったように見えたランドセルも、最近はピンクやブルーなどカラフルになった。

北陸3県の地域面で連載している連載「北陸六味」より掲載。地域にゆかりのある方々の大型エッセーをお伝えしています。

 交通安全対策として黄色のラ…

この記事は有料会員記事です。残り758文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら

  • commentatorHeader
    太田泉生
    (朝日新聞コンテンツ編成本部次長=人権)
    2022年4月21日19時42分 投稿
    【視点】

    子どもが中学生になるとき、通学用のカバンを選びに行って驚いた。 学用品コーナーには、軽くて大きな中学生のリュックがたくさん売られている。価格は1万円以下のものが大半で、デザインはさまざま。「小学校だってこれでよかったじゃないか」「ランドセ

  • commentatorHeader
    中野円佳
    (ジャーナリスト)
    2022年4月21日13時14分 投稿
    【視点】

    ランドセルについては、ここで引用されている小林エリカさんのお気持ち、とても分かります。また、小1にもなると本人の意思もありますから「親の選択」としてランドセル以外を選び、従わせるのもそれもまた子にとってはある意味での押し付けになるわけで、周