和歌山、IR誘致は頓挫 国への計画の申請案、県議会本会議で否決

直井政夫
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 和歌山県が誘致を進めるIR(カジノを含む統合型リゾート)計画を審議する臨時県議会の本会議が20日あり、国への計画の申請案を否決した。IR整備法は地元議会の承認を義務づけている。県は国へ計画を提出できなくなり、IR誘致は頓挫した。

 本会議の採決では、賛成18、反対22の反対多数で否決された。申請案は前日のIR対策特別委員会で反対多数で否決されていた。特別委では、「IRの誘致には賛成」という与党・自民県議からも「事業者の出資や融資の計画があいまいだ」と批判の声があがった。

 計画では、人工島・和歌山マリーナシティ(和歌山市)の23・6ヘクタールにカジノ施設、国際会議場、宿泊施設などを建設。2027年秋ごろの開業を目指していた。県は「地域経済の活性化の起爆剤」として誘致を進めていた。(直井政夫)