東京ドームをシェアオフィスに 観客席で会議、グラウンドで朝活も
高橋豪
三井不動産は20日、子会社が運営する東京ドームを会員向けのシェアオフィスとして提供するサービスを期間限定で始めた。コロナ禍で働き方が多様化してシェアオフィスへの需要が高まるなか、非日常的な場所で働きたいというニーズを取り込みたい狙いだ。
午前8時~午後2時の間、一塁側のプレミアムラウンジ約30席のほか、ラウンジと直結している観客席を無料で開放し、好きな場所で会議をしたり、パソコンで作業をしたりできる。
同社が展開する法人向けシェアオフィスサービス「ワークスタイリング」の会員が対象で、人数制限は設けていない。21日と26~28日にも開き、5月以降の実施は利用者の反応を見て決めるという。
20日朝は、オフィスの利用者向けに、就業前に体を動かすイベントとして、グラウンドでプロ野球巨人の元チアリーダーによるピラティス教室が開かれ、約30人が汗を流した。参加した埼玉県川口市の通信会社社員の男性(27)は「開放的な空間で体を動かせてよかった。脳が活性化した」と話した。
同社によると、シェアオフィ…
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