駅で迷子の新1年生 話しかけられた小5は「自分を思い出した」

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遠藤美波
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 4月7日の昼下がり。北千住駅東京都足立区)の改札前で、学校帰りの小学5年、田幡盛真(せいま)君(10)は真新しいランドセルを背負った男の子に突然話しかけられた。「家にどうやって帰ればいいのか分からない」

 迷子だ。ひるんだが、なんとかするしかない。「お母さんの連絡先分かる?」「おうちの特徴教えて?」。質問を重ねたが、男の子の口からなかなか住所が出てこない。「どこに住んでるの?」と聞くと、ようやく「西新井」という地名が出てきた。自分の家の近くだ。

 一緒に電車で4駅先まで帰ることにした。車内で男の子は何度も泣きそうな顔をした。前日が入学式だったと聞き、「友達できた?」「大丈夫だよ、きっとお母さんが来るよ」と励まし続けた。そう言う自分も、ちゃんと家に送り届けられるか、内心は不安な気持ちでいっぱいだった。

 西新井駅に着き、男の子を駅…

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