脱炭素のカギ握るCO2地下貯留 経産省、掘削費用2.4兆円と試算

有料記事

岩沢志気
[PR]

 経済産業省は20日、二酸化炭素を回収して地下に閉じ込める技術「CCS」の事業化に向けた工程表の骨子案をまとめた。2050年時点でいまの国内排出量の約2割にあたる最大2・4億トンの貯留を目標とする。掘削費用だけで2・4兆円以上かかりコストが大きな課題だ。

 政府は50年に温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標を掲げる。鉄鋼や化学など排出がゼロにならない分野もあるとされ、CCSが目標実現のカギを握る。

 経産省は、50年時点で二酸化炭素を年間1・2億~2・4億トン地中に貯留することを想定する。2・4億トンの場合、「圧入井(せい)」と呼ばれる井戸が計480本必要になる。試掘だけで1本あたり陸上だと50億円、海底なら80億円かかるという。

 経産省は30年中にCCSを…

この記事は有料記事です。残り142文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。