泡立つ「ちゃんぱん」で乾杯いかが 茶生産者、200種類試作し完成

長谷川智
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 静岡県掛川市満水のお茶生産者「松下園」(松下芳春代表)が20日、緑茶を使ってシャンパンのように泡立つ酒「ちゃんぱん」(通称)を商品化したと発表した。同市では「緑茶で乾杯条例」が制定されており、「新しい茶文化を創る」と意気込む。

 同市は昨年7月、全国で初めて緑茶を原料とするリキュール製造の特区指定を受け、同園が試行錯誤してきた。高級有機茶から茶液を抽出し、酒類と混ぜた後に炭酸ガス処理を加えた。約200種類の酒を試作したという。

 完成したのはアルコール濃度8%の3種類。高級品は750ミリリットル入りで税込み1万6500円、深蒸し茶と和紅茶を使った商品は各375ミリリットルで同2970円。21日から同園のカフェで販売する。松下さんは「ペットボトル茶が主流の時代だが、次世代につながる商品に育てたい」と話していた。(長谷川智)