ウクライナ軍、なぜ製鉄所に 元陸自幹部が語る「森は兵をのむ」

有料会員記事ウクライナ情勢

聞き手・牧野愛博
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 ロシア軍がウクライナ南東部マリウポリを包囲し、ウクライナ軍が製鉄所に立てこもって抵抗を続けています。なぜ、こうした戦闘に行き着いたのか。ロシア軍は何を考えているのか。そして今後どうなるのでしょうか。著書「新しい軍隊」(内外出版)などで、現代戦に詳しい松村五郎・元陸上自衛隊東北方面総監に聞きました。

投降呼びかけ、応じなければ攻撃という手段しかないロシア

 ――ウクライナ軍はなぜ製鉄所に立てこもっているのでしょうか。

 製鉄所には旧ソ連時代につくられた巨大な地下施設があります。核戦争にも耐えられると言われ、発電や給水などの施設も備えているようです。ロシア軍の侵攻により、追い詰められたウクライナ軍は、製鉄所の地下施設しか攻撃を防ぐ場所がなくなっているのでしょう。

 もともと、第2次大戦まで戦…

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