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42万円じゃ産めない…高額な出産費用 一時金でまかなえたのは7%

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中井なつみ
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 「出産費用が高く、その後の生活に影響が大きかった」「出産費用を見たら、2人目を産むか悩んだ」――。子育て支援のあり方などを提言する団体が出産費用についてアンケートしたところ、こんな声が多く寄せられた。健康保険から支給される「出産育児一時金」42万円で出産費用をまかなえたのは7%だったという。

 社会全体での子育て支援の必要性を提言する任意団体「子どもと家族のための緊急提言プロジェクト」が21日会見し公表した。2018年1月以降に出産した人を対象に、今年4月1~15日にインターネット上で調べ、1228件の有効回答を得た。

 アンケートで、費用が61万円以上だった人は47・3%、71万円以上と答えた人も25・7%を占めた。東京、千葉、神奈川、埼玉の1都3県で特に高い割合だったという。「入院予約金」の支払いを求められたというケースも半数を超え、本人が希望しなくても、「エステ代」「マッサージ代」などが出産費用にパッケージとして含まれ、高額化していたケースもあったという。

 出産は自由診療のため、費用は妊産婦の全額自己負担が原則。出産育児一時金の支給は、当事者の自己負担を軽減する目的で設けられている。段階的にその額は引き上げられ、2009年から42万円だが、「足りない」との声が上がっていた。

 厚生労働省の資料によると…

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