【ドキュメント動画】「私、立ちんぼだった」新宿で差し伸べられた手

有料会員記事

藤野隆晃藤原伸雄、土舘聡一

【ドキュメント動画】Film of Shihjuku city #1 街娼と支援者

 地下街から地上に出ると、マスク越しに化粧や香水の甘い香りが鼻につく。街角のモニターからは、ホストクラブのCMが大音量で流れる。居酒屋や風俗店、ガールズバーといった店の看板が、ピンクや赤や黄色の光を放つ。

 ここは午後8時過ぎの新宿・歌舞伎町。若者が集い、様々な音も混ざる。だが、中心から5分ほど歩くと喧噪(けんそう)ではなく靴音が響くように。暗闇を街灯が照らす中、数メートルおきに女性が立っていた。

 スマホをいじりながら立つ女性たちは、買い物や飲み会帰りのような服装に映った。その1人に男性が近寄る。女性はスマホから目を上げず、会話を続ける。しばらくして、2人はその場を離れた。彼女たちは、街角に立って売春客をとる「街娼(がいしょう)」とみられている。

 かつて歌舞伎町の一角で、「『立ちんぼ』をしていたんです」という40代女性が取材に応じた。

人間の思惑が交錯する街、新宿。映像企画「Film of Shihjuku city」は新宿のありのままを飾りのない映像で描いていきます。記事後半では路上に立つ女性たちに声をかけて見回り活動を続ける男性に密着。その様子を映像とともにお伝えします。

 女性は親との折り合いが悪く…

この記事は有料会員記事です。残り1699文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら