東ティモール大統領選、平和賞のホルタ氏当選 ASEAN加盟目指す

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ジャカルタ=半田尚子
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 19日に投票された東ティモールの大統領選挙で、元大統領のラモス・ホルタ氏(72)が現職のフランシスコ・グテレス・ルオロ氏(67)を破り、当選を決めた。ホルタ氏は東ティモール独立運動の中心メンバーで、1996年にノーベル平和賞を受けている。

 選挙管理当局による20日時点の暫定結果によると、ホルタ氏の得票率は約62%で、ルオロ氏の約37%を上回った。ロイター通信によると、ホルタ氏は21日に勝利宣言を行い、「この国が直面する困難を解決する合致点を見いだすため、粘り強い対話を追求し続けたい」と話したという。

 ホルタ氏は選挙戦で東ティモ…

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