長さ約3メートル、生きたダイオウイカが漂着 「死んでしまい残念」

佐藤常敬
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 福井県小浜市の宇久(うぐ)漁港で20日、深海に生息するダイオウイカが生きたまま漂着しているのが見つかった。漁師の連絡を受けた同市職員が確認。県内の越前松島水族館(坂井市)に引き取りを頼んだが、衰弱していたためか、まもなく死んだ。

 小浜市里山里海課によると、同日午前10時ごろ、漁港内の桟橋下で動くものを地元の漁師が見つけた。

 全長3・35メートル、胴体の長さ1・32メートル、推定体重は約70キロ。最も長い触腕と呼ばれる足が2本なかったが、全身は真っ赤で、波打ち際に移動したり、残り8本の足や胴体をゆらゆらさせて泳いだりしていたという。

 引き取りを頼んだ越前松島水族館の職員が漁港に到着した時には死んでいた。同課の領家光章さんは「生きたままのダイオウイカを見たのは初めてで、驚いた。死んでしまったのは残念だ」と話した。

 水族館では回収したダイオウイカを、氷水につけた状態で、29日~5月5日に展示するという。(佐藤常敬)