核問題の質問を「カッキン(核禁)」と打ち返す ICAN川崎さん

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 オンライン番組「川崎哲(あきら)の朝からカッキン問答」の配信が21日、始まった(https://youtu.be/1BPq7z2T8ng別ウインドウで開きます)。国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」の国際運営委員、川崎哲さん(53)が、核問題について投げかけられた質問に、打球があたる音にかけて「カッキン(核禁)」と打ち返したいという。

 初回は長崎出身の上智大生、中村涼香さん(21)らが司会を務め、視聴者の「そもそも『核共有』って何ですか?」という質問を投げかけた。川崎さんは、1950年代に欧州の安全保障のために米国の核兵器が配備されたが、ドイツではこれを米国に返す議論もあることを紹介。「北朝鮮や中国の核が怖いから日本も米国の核を強めるとなると緊張を高め、軍拡競争になる」と指摘。「世界各地にある非核兵器地帯を東アジアにもつくり、軍縮の道を探る必要がある」と答えた。

 6月21~23日にオーストリア・ウィーンで開催予定の核兵器禁止条約の締約国による初の会議については、同国のアレクサンダー・クメント締約国会議議長が2014年夏に広島と長崎を訪問したエピソードを紹介。日本は条約を批准していないが、「広島・長崎を経験した日本には締約国会議に貢献してほしい」と望んでいることを伝えた。

 配信は毎週木曜日午前7時40分から20分間、6月の締約国会議まで続ける予定。田井中雅人

核といのちを考える

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