南海トラフ備え、防災拠点も目指す 高知署の新庁舎で開署式

蜷川大介
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 高知署の新庁舎(高知市北本町1丁目)がJR高知駅前に完成し、21日に開署式があった。旧庁舎からみて道路を挟んだ北側にあり、24日午後5時に業務を開始する。

 新庁舎は鉄筋コンクリート9階建ての免震構造。津波に備えて1階を2・2メートルかさ上げし、非常用電源は最長7日間使用できる。床などに県産木材を使い、「交番のような親しみやすさと堅牢さをもち、南海トラフ地震後の防災拠点になる」ことを目指したという。耐震構造の車庫棟(4階建て)もあり、総工費は計49億8千万円。

 原田哲署長は「地震災害に強い建物になった。立派な庁舎にふさわしい警察として、安全で安心な地域社会の実現に向けて業務に邁進(まいしん)する」と述べた。(蜷川大介)