地域をつなぐ「ワーケーション2.0」 若者たちが挑む空きビル再生

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角谷陽子
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 首都圏と鳥取の若者が、鳥取市街地にある空きビルなどの活用法を一緒に考える「まちづくりワーケーションプログラム@鳥取」が昨年末から3カ月かけて行われた。地域の課題を解決するとともに、首都圏の人らに鳥取との関わりを深めてもらう試みだ。一部の物件では、実現に向けての歩みも始まっている。

 ワーケーションと言えば、都会の人がオンラインで会社とつないで田舎で働くイメージ。だが、関西大の松下慶太教授は、働く人が継続的に地方に関わり続ける仕組みを、都会と地方の双方で作り上げていく「ワーケーション2.0」を提唱。この考えを実践するのが、今回のプログラムだ。まちづくり会社で、遊休施設の活用を進める「まるにわ」(鳥取市栄町)が主催した。

 プログラムは昨年12月にスタート。まるにわが再生させたビルを利用する東京の社団法人を通じて副業に関心がある人を紹介してもらったほか、まるにわのオンラインサロンの参加者らに呼びかけた。首都圏や近畿の学生や会社員、コンサルタントらと、鳥取県の有志ら25人が参加。三つのグループに分かれ、対象の空きビルや店舗兼住宅などを実際に見て回った。

 建物の間取りや、住宅街・駅近といった地域特性を考慮。どうしたら若い人が訪れたり、地域の人と交流したりできるか、収支計画、運営の仕組みなどまで具体的にオンラインで話し合った。

 2月末の最終報告ではメンバ…

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