災害時、走れないってどんな感じ? 命を守る「鬼ごっこ」で学ぶ

有料会員記事

聞き手・笠井正基
[PR]

「逃げる」という行動は、自分の命を守ることに直結することも少なくありません。災害時もそうでしょう。広告やイベントなどのクリエーティブ・プランナー大瀧篤さんは、逃げる=鬼ごっこ、と発想し、あるスポーツを共同で考案しました。

リレーおぴにおん 「逃げる」

 「エモ鬼」と名づけた新しいスポーツを、2018年の防災の日に合わせて共同で考案しました。基本ルールは鬼ごっこ。鬼から逃げながら、防災意識を高めてもらうのが狙いです。

 参加者は避難者と鬼に分かれ、避難者は様々なハンディを背負います。サングラスで周囲を見えなくしたり、片足でしか動けないようにしたり。日本語が理解できない海外の方の役はヘッドホンで音を聞こえづらくします。

 鬼役がかぶるお面には、テクノロジーを採り入れました。お面の表情はLEDで怒り顔や泣き顔など4種類に変化。避難者は、その表情ごとに決められた避難場所まで逃げられるかを競います。表情は自然活動が活発な地球を象徴します。エモ鬼の「エモ」はエモーション(感情)から名づけました。

 自然災害の際はまず、自分の命を守ることが大切です。さらに、障がいのある方や妊婦さんと一緒に避難する状況があるかもしれません。ハンディのある方はどんな状況が困難なのか。どうすれば逃げやすいか。エモ鬼の参加者は、災害時の心構えや共助の思いを身につけてもらえればと思います。

 エモ鬼は、年齢や性別、運動…

この記事は有料会員記事です。残り477文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【7/11〆切】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら