錦織圭から初めて聞いた「引き際」 40代の会社員に重ねるキャリア

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編集委員・稲垣康介
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 アスリートがキャリアの後半に差しかかると、決まって引き際についての話題が出始める。

 男子テニスのプロツアーは、錦織圭がけがで不在のまま、欧州のシーズンが幕を開けた。

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 昨年11月末のシーズンオフ、32歳の誕生日を控えた錦織と、インタビューでこんなやりとりをした。

 自分の立ち位置をどうとらえていますか? 40歳のロジャー・フェデラースイス)ら「ビッグ4」も現役だけど。

 「そうなんですよ。なかなか(自分を)ベテランとは言いづらい」

 逆接的に、言葉をつないだ。

 「自分もまだまだやる、という気持ちは全然あるんですけど、1個、最近出てきた思いがあって」

 声のトーンが落ちた。

 「もしこのまま、新たに手術を1度や2度することになったとき、スパッとやめたくなるんじゃないかな、という気持ちがちょっと出てきて」

 重大発言に思えた。

 18歳から取材してきた彼の口から、引退時期への言及を聞いたのは初めてだ。

 真意を探りたい…

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