四天王寺の聖徳太子1400年遠忌法要が締めくくり

岡田匠
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 聖徳太子(574~622)が開いた四天王寺大阪市天王寺区)で22日、太子の1400年遠忌法要を締めくくる結願(けちがん)法要があった。境内の六時堂の前に設けた舞台で、お経に節をつけた声明(しょうみょう)や舞楽を奉納して太子の遺徳をしのんだ。

 正午、僧侶ら約80人の行列が唐門(からもん)を出発。太子像と釈迦の遺骨とされる仏舎利をのせた2基の輿(こし)が境内を進み、六時堂に納められた。その後、加藤公俊(こうしゅん)管長が太子をたたえる諷誦文(ふじゅもん)を唱え、舞楽の奉納などが夜まで続いた。

 四天王寺では太子の没後1400年の「御聖忌(ごせいき)慶讃(けいさん)大法会」として、昨年10月から法隆寺比叡山延暦寺など20を超す大寺院による法要が続けられてきた。この日、四天王寺が毎年4月22日に営んでいる太子の命日法要「聖霊会(しょうりょうえ)」を大規模に行い、100年に1度の大法会を終えた。(岡田匠)