画像から「いいね」の数を予測できる?生徒の「探求」促す校内の拠点

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大久保直樹
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 図書館の中に学校がある――。そんなコンセプトを掲げる中高一貫の青翔開智中学校・高校(鳥取市国府町)が、授業や課題の探究、討論など学校活動に図書館をフル活用している。その積極的な姿勢が評価され、23日に「子どもの読書活動優秀実践校」として文部科学大臣表彰を受ける。

 2014年に開校した同校の象徴的な施設が、ガラス張りの校舎の中央にあり、図書館の機能を持った「ラーニングセンター」だ。廊下と仕切る壁はなく、センターを取り囲むようにある各学年の教室から移って授業をしたり、グループで討論したりと、生徒がいつでも自由に活用できるようなしかけになっている。

 図書館の資料は生徒のリクエストに応じて少しずつ増やし、今や1万7千冊近く。小説や理科系の書籍、論文のまとめ方、新聞や雑誌などラインアップも広い。物理・地学室の前に関連本を並べた書架を配するなど、校舎のそこかしこに本を置く。授業のテーマに沿った本を集め、動かせる書架で教室へ持ち込むこともできる。

テーマは幅広く、難問ぞろい

 同校が重視するのが、生徒自身が課題を見つけて解決する「探究」。教育方針の柱の一つにも掲げ、センターはその中心的な役割を担う。中1から高1まではグループで、高2からは個人でそれぞれテーマを設定。センターの図書や過去の新聞記事のデータベースを活用し、結論を導き出す。そんな生徒たちを、司書の横井麻衣子さん(39)が手助けする。

 「日本の非正規労働の推移を…

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