現場周辺は観光船の定番コース 知床沖「浸水」、乗客らを心配する声

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 北海道・知床半島西部沖で23日、乗員・乗客26人を乗せて「浸水した」と通報があった観光遊覧船について、地元には乗客らを心配する声が広がる。

 知床半島周辺で遊覧船を運航する会社の男性は「事故の情報は入ってきておらず、報道を見守るしかない。安否が分からないので心配」と話す。

 男性によると、この時期の海はしけていることが多い。現場海域とみられる「カシュニの滝」周辺は、遊覧船が通る定番のコースで、特に危険な場所という認識はないとする。事故が起きたら救命胴衣を着用するが、海水温も低いという。

 観光客が増えるゴールデンウィークから運航を始める遊覧船が大半で、今回事故を起こしたとみられる遊覧船は例年、数日早く運航を開始しているという。

 知床半島近海では2005年6月、別の会社の観光クルーザーが岩に乗り上げ、26人が重軽傷を負う事故があった。