八ツ場ダムの完成記念イベント、町が5月28日に開催へ

前田基行
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 2020年4月に運用が始まった八ツ場ダム群馬県長野原町)の完成を祝う行事が、5月28日に開かれることがわかった。町が記念イベントを開くことを決めたほか、ダムを管理する国土交通省も式典を開く方向で調整している。

 町の完成記念イベントは、当初は完成に合わせて開く予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期が続き、2年越しの開催となる。イベントはダムの堤体周辺を会場に、郷土芸能などのステージイベントや飲食販売などを予定。新型コロナの感染状況を考慮し、イベントは町民限定で開く方針という。

 八ツ場ダムは計画発表から68年をかけて20年3月に完成した。町は昨年秋にも開催を模索したが、感染状況が収まらずに断念していた。町の担当者は「八ツ場ダムは完成したものの、節目のイベントがないままで、心の整理が付かないという町民の声がある。イベントを一区切りにして、前に進めたいと思っている」と話した。

 一方、国の式典の詳細はまだ決まっていないが、同省利根川ダム統合管理事務所は「事業に協力をしていただいた地元の方々や自治体などの関係者に感謝を表明する場を予定している」としている。(前田基行)