今年は「桜が強め」 浜松の屋上養蜂の初しぼり

大平要
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 【静岡】浜松市中心部のビルの屋上で養蜂し、ハチミツをつくる取り組みが3年目を迎えた。19日には今年の初しぼりを行い、47キロ採れた。

 同市北区三ケ日町の長坂養蜂場が3月28日から、市街地の「KAGIYAビル」屋上にミツバチ4万~5万匹が暮らす巣箱5箱を持ち込んでいる。採蜜までの約3週間、ミツバチがまちなかの公園や道ばた、庭の草花から蜜を集め、巣箱にため込んだ。

 養蜂場のスタッフは4月19日に蜜の詰まった木枠を巣箱から取り出し、手動式の遠心分離機を使ってハチミツを絞った。同社養蜂事業部チーフの大野諒さん(26)はしぼりたてのハチミツを口に入れると「桜の味が強く濃厚。鼻に抜けるようなクセがあっておいしい」。春の採蜜は2年連続だが、今年は時期が少し早くなり、桜の蜜が昨年より多く含まれていると考えられるという。

 今回採れたハチミツは「はままつ街みつ 春しぼり」として、同社が運営する「はちみつスイーツアトリエ」(同市中区)で月内に販売を始める。50グラム入り1瓶税込み500円。売り上げは全額、街中を盛り上げるイベントの費用に充てるという。(大平要)