「怪物」見たいファン続々 「完全投球」の佐々木朗希が大阪で登板

[PR]

 プロ野球で28年ぶりの完全試合を達成した千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手(20)が、24日のオリックス・バファローズ戦で先発した。会場の京セラドーム大阪大阪市西区)には、午後1時のプレーボールを前に、昼過ぎから野球ファンが続々と集まってきた。

 佐々木投手は17日の日本ハム戦を含めて、連続17イニング52人を完全に抑える投球を続ける。佐々木投手が高校生の時からファンという奈良市の公務員、久米玄悟さん(38)は正面に大きく「朗希」と書かれた白いTシャツを着て訪れた。10日のオリックス戦での完全試合後、妻に手書きでつくってもらった。「朗希」と書かれたうちわも新たに作って持参。「ファンとしてうれしくて、形にしたいと。もし今日も完全投球が続いたら最高ですね」

 名古屋市からロッテを応援しに来た40代会社員の女性は、「まさに『令和の怪物』。漫画の世界みたいで、ロッテファンとして誇らしい」と声を弾ませる。10日の試合はネット配信で見た。「完全試合達成の瞬間は思わず拍手してしまいました。今日はチームが勝って、佐々木投手の記録もついてきたらうれしい」と期待する。

 一方、対戦相手のオリックスを応援しに来た福井県敦賀市の会社員、西畑龍二さん(45)は「今回はオリックスに打ち勝ってもらわないと。でも、正直佐々木投手の活躍も見たい……」と複雑だ。10日の完全試合はテレビで見たといい、「佐々木投手の投球を見て『これは打てんな』と。相手チームながら、すばらしいとしか言えないですね」と笑った。

 佐々木投手は1回、ヒットを打たれ、「完全投球」は止まった。