「日本からの志願兵3人に感謝している」。ウクライナの外国人部隊の一つである「ジョージア部隊」の司令官マムカ・マムラシュウィリ氏(44)が4月下旬、朝日新聞の取材に首都キーウ(キエフ)市内で応じた。アジアからはほかに韓国や台湾、インドなどから参加しているという。
ウクライナで2014年3月から活動してきた同部隊は、ロシア軍のターゲットになっているため司令官は居場所を頻繁に変える必要があるといい、今回も連絡を取り合いながら市内の路上で落ち合った。
戦闘経験のある志願者のみ許可、「親ロシア」の国々はNG
マムカ氏によると、ジョージア部隊は、ゼレンスキー大統領がロシアの侵攻後に参加を呼び掛けた外国人部隊とは別の組織で、16年にウクライナ軍に正規に組み込まれた。当初はジョージア出身者だけだったが、その後に、様々な外国籍者も受け入れるようになり、ウクライナで最大の外国人部隊になった。ロシアが侵攻を始めた2月24日以降、さらに志願兵が増えたという。
同部隊は、戦闘経験のある志…