尾崎豊没後30年 わたしの人生のそばに、今なお世代問わずに魅了

武田遼
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 若者から絶大な人気を誇ったシンガー・ソングライターの尾崎豊さんが26歳の若さで急逝し、25日で30年を迎えた。「15の夜」「卒業」「I LOVE YOU」……。残された多くの曲は時代や世代を超えて歌い継がれ、今もなお多くの人々を魅了し続けている。

 尾崎さんは1992年4月25日に急逝した。静岡市の静岡伊勢丹では「OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展」(静岡伊勢丹など主催、朝日新聞社など企画制作)が25日まで開かれており、多くの人々が足を運んでいる。

 その一人、私立中高一貫校非常勤講師、金子隆二朗さん(35)は埼玉県から高速バスで駆けつけた。

 金子さんは大学受験で志望校に不合格。浪人し、周りと進む道が異なることに戸惑いを感じていた。そんなとき、救われたのがミニディスク(MD)で聴いた「誕生」だった。「孤独かもしれないが、孤独でもいいんじゃない?」。尾崎からそう言われたような気がした。やりたいことをやろうと決め、翌年、志望していた都内の私立大に入った。

 「売れるための曲ではなく、一つひとつの言葉に向き合っている」ところにひかれる。「自分にとって決してスターじゃない。人間くささがいい」(武田遼)