米国務長官・国防長官がウクライナ訪問 大使館の再開を約束

ウクライナ情勢

ワシントン=清宮涼
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 米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官は24日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪れ、ゼレンスキー大統領と会談した。米側は武器購入のための新たな支援や、退避していた大使館員をウクライナ国内に戻すことを約束した。ロシアの侵攻後、米政権幹部としての初めてのウクライナ訪問で、支援の姿勢を改めて打ち出した。

 AP通信などが米政府高官の話として伝えたところによると、ウクライナ側からはゼレンスキー氏のほか、クレバ外相やレズニコフ国防相が同席した。米側は、ウクライナの武器購入の直接的、間接的な支援のため、ウクライナや15の同盟国などに対する計7億1300万ドル(約900億円)の軍事支援を約束した。うち約3億2200万ドル(約400億円)はウクライナに直接支援する。

 米国は、ロシアによる侵攻前から、キーウの米国大使館の大使館員の国外退避を進めていた。高官によると、ブリンケン氏は会談で、退避していた大使館員を今週にもウクライナ国内に戻すと伝えた。今後、キーウでの大使館の業務再開も目指す。2019年から空席となっていた駐ウクライナ米大使には、近くブリンク駐スロバキア大使を任命するという。(ワシントン=清宮涼