名護市に現れる「阪神おじさん」とは…? 児童の登校見守り9年

沖縄はいま

沖縄タイムス
[PR]

 沖縄県名護市大北の会社代表、宮城保雄さん(68)は雨の日も風の日も早朝から交差点に立ち、大北小学校の児童の安全を見守り続けている。約9年間の功績に対して、地域の子どもたちから手作りの感謝状や感謝の手紙、児童会からも感謝状が贈られた。

 長女の佑奈さん(20)が小学6年の時、当番制の交通安全に出たのがきっかけで、交差点での立哨を始めた宮城さん。佑奈さんが卒業した後も、県外出張のとき以外は毎日続けてきた。

 「子どもは地域の宝だ。安全に通学できるように自分の体力が続く限り見守りたい」と意欲を示す宮城さん。「最初はあいさつもしない子どもが、毎朝あいさつをしているうちに『おはよう』と返すようになる。3年目であいさつしてくれた子どももいる。それがうれしくて、続いている」と語った。

 宮城さんが小学校に隣接する交差点に立つのは午前7時過ぎから8時過ぎまでの1時間余。その間、子どもたち約60人が横断歩道を渡り、通行する車両は約350台に上るという。宮城さんは阪神タイガースのファンで、黄色いユニホーム姿で現れることから、子どもたちから「阪神おじさん」と呼ばれて親しまれている。宮城さんは「これからも地域を見守りたい」と笑顔で話した。(沖縄タイムス)

沖縄はいま

沖縄はいま

続く本土との溝、揺れる米軍基地問題。沖縄でいま、何が起きているのか。[記事一覧へ]