知床は岩礁だらけ・崖のような海底…難航する捜索、長期化の懸念も

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佐野楓、三木一哉、柴田秀並
【動画】捜索が続く知床半島沖=熊倉隆広撮影
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 北海道・知床半島沖で観光船「KAZUI」(カズワン)が23日に行方不明となった事故では、海上保安庁や漁船が捜索を続けているが、乗員・乗客26人のうち発見されたのは25日午後7時時点で11人にとどまる。捜索が思うように進まない要因となっているのは、知床半島沖の独特の地形や海流だ。船体も依然、行方不明のままで、捜索の長期化が懸念されている。

 「行方不明になってから時間がたってきた。広範囲を捜す必要が出てきたため捜索が難しくなっている」

 地元・ウトロ漁協(斜里町)の深山和彦組合長は25日午後、半島沖での捜索が終わるとそう漏らした。

 この日の捜索には、同漁協に所属する漁船も参加。だが、途中で波が高くなり、漁船が沿岸に近づけなくなったため、沖合捜索に切り替えたという。目視のほかに、魚の群れを確認する探知機を使って海底に船が沈んでいないか確認したが、行方不明者を見つけることはできなかった。

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