世界遺産・白川郷の米で仕込んだ日本酒が誕生 雪の酒蔵で1カ月熟成

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山下周平
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 世界遺産合掌造り集落で知られる白川郷岐阜県白川村)で栽培した米をつかった日本酒が完成し、村内限定で販売されている。「酒米の王者」ともいわれる山田錦の栽培に挑戦し、飛驒市の老舗・渡辺酒造店の協力で商品化にこぎ着けた。村は特産品に育てようと、米の増産をめざす。

 村内の土産物店など11店舗でのみ発売されたのは「白川村 純米大吟醸 CUVEE(キュヴェ) 45」(720ミリリットル、税込み3千円)。村内で栽培した酒米とわき水をつかって醸造。3月には、雪に覆われた酒蔵で1カ月ほど氷温熟成させた。フルーティーな味わいが特徴で、日本酒が苦手な人にも飲みやすいという。

 村は新たな特産品をつくろうと、2年前に山田錦の試験的な栽培を始めた。村に酒造会社がないため、創業150年を超える渡辺酒造店に醸造を依頼したところ、村の熱意に押され快諾を得た。村内外で試飲してもらうと好評だったことから今春、限定1200本を発売した。

 村では質の高い主食用の米を…

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