第56回遺体運ばれた教会で復活祭 市民犠牲のブチャ、生き延びた人々の祈り

有料会員記事ウクライナ情勢

キーウ=金成隆一
【動画】ウクライナ・ブチャで生き延びた人々のイースター=竹花徹朗撮影
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 ロシア軍が撤退したウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャの聖アンドリア教会で24日、東方正教会のイースター(復活祭)の行事があった。ブチャは、遺体が路上に放置されたままの解放直後の映像で世界に衝撃を与えた町だ。教会には、この惨禍を生き延びた人々が集った。

 首都攻略を目指したロシア軍は、ブチャまで南下したところでウクライナ軍の抵抗に遭い、約1カ月、この町にとどまって拠点にしたとみられる。この間に殺された市民は、今月12日までにブチャ市が確認しただけで403人とされる。

200以上の遺体運んだ教会へ 「つらい記憶呼び起こす」

 24日午前、教会の敷地にパンや卵を入れたバスケットを手にした市民が続々と集まった。市民が並んでバスケットを地面に置くと、司祭が水を振りかけながら歩いた。食材などを祝福する意味合いがあるようだ。

 妻のナタリャさんと並んでい…

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