ふなっしー、裏返すと「似てる」 被災地の工房「今度は自分たちが」

有料会員記事ウクライナ情勢

星乃勇介
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 千葉県船橋市の非公認ゆるキャラふなっしー」のグッズを作っている宮城県南三陸町のNPO法人が、ウクライナ支援のティッシュケースを制作・販売した。売り上げは救援金として寄付。きっかけは、ウクライナ侵攻が始まった2月24日が誕生日という代表の機転だった。

 同町北部の歌津地区。田園風景に立つNPO法人「南三陸ミシン工房」で、スタッフの小松浜子さん(69)がミシンに向かっていた。青と黄色の布を合わせて縫い上げ、10分ほどで出来上がり。「報道を見ていると悲惨で可哀想で、言葉にならない。一日も早い平和を願って作っています」

 町は11年前の東日本大震災で市街地が壊滅し、800人以上が犠牲になった。工房は「被災した女性の生きがいに」と全国からの寄付金でミシンを配り、仮設住宅で小物づくりを始めたのが前身だ。2年後に現代表の熊谷安利さん(57)がNPO法人化し、女性5人が障害者施設と協働したペンケースづくりなどに取り組む。

 熊谷さんが寄付を思い立ったのは3月中旬だ。工房では「ふなっしー」をイメージしたティッシュケース(2個1セットで税込み1540円)を作っている。上が黄色、下が水色の組み合わせだ。

 2月、ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、報道で連日、悲惨な現地の様子が伝えられていた。外務省サイトでは、震災時にウクライナ各地で被災者への追悼があり、義援金が届いたと紹介されている。

「何かできないものか」…そして気づいた

 「何かできないものか」。そ…

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