坂本しのぶさん講演「水俣病終わってない」ストックホルム会議50年

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今村建二
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 母親のおなかの中でメチル水銀の被害をうけた胎児性水俣病患者の坂本しのぶさん(65)が25日、スウェーデン大使館(東京都港区)で開かれたシンポジウムに招かれ思いを語った。「ストックホルム会議」の名で知られる国連人間環境会議から6月で50年。当時15歳の坂本さんは自らの姿を見せることで水俣病の被害を世界に告発した。半世紀を経た今も「水俣病は終わっていない」と訴えた。

 国連人間環境会議は1972年6月、地球規模で進む環境問題を話し合った最初の国連の会議で、スウェーデンに各国の政府代表が集まった。坂本さんは民間が開いた会合で被害を語り、世界に衝撃を与えた。

 「ほんとは行きたくなかったんです」。坂本さんは当時の思い出から語り始めた。母フジエさんに半ば強引に連れられての旅だったが、スウェーデンの街がきれいなうえに、人々が障害者を温かく迎えてくれたことに驚き、今はいい思い出になっているという。

 坂本さんが水俣病のことを積…

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