行動制限がない「鬼門のGW」をどう過ごす? 過去の連休は感染拡大

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林義則
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 国内で新型コロナウイルス感染症が広がって3年目の大型連休が間もなくやってくる。今回は初めて行動制限がないゴールデンウィークとなるが、これまでも長期の休み明けには感染が拡大してきた。「鬼門の連休」をどう過ごせばいいのか。

 国内の新規感染者数は2月初め、直近1週間の平均で1日9万人を超えていたが、最近では1日約4万人となっている。

 3月末から再び感染者が増え、1日5万人ほどになって「リバウンド」が懸念されたが、4月14日を境に減少傾向だ。

 医療の状況はどうか。

 第6波で一時6割近くに達した国内のコロナ病床使用率は、4月後半には2割台まで下がった。最も多いときには1500人を超えた重症者数も減り続け、全体で200人前後となっている。

「ウィズコロナ」模索する政府

 新型コロナの流行後、緊急事態宣言も、まん延防止等重点措置も出ていない状態でゴールデンウィークを迎えるのは初めてのことだ。

 どう過ごせばいいのか。政府の方針はこれまでよりも踏み込んでいる。

 新型コロナ担当の山際大志郎

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