米疾病対策センター(CDC)は26日、米国人の約6割が少なくとも1回は新型コロナウイルスに感染した可能性があるとするデータを発表した。実際に報告された感染者数の約2・3倍がすでに感染した計算になる。
CDCの研究者らがまとめた報告書によると、昨年9月から今年2月にかけ、全米で偏りが生じないよう毎月7万4千人前後(今年2月は約4万6千人)の血液を調べ、感染した際にできる抗体の有無を確認した。
昨年12月時点では33・5%の人が抗体を持っていたが、今年2月時点では57・7%に急増した。2月時点で0~11歳の抗体保有率は75・2%、12~17歳は74・2%となっていて、特に未成年で感染率が高かった。
この抗体は、ワクチン接種を…

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