懸念の「検察つぶし」法案、委員会可決 文政権与党、駆け込み図る

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ソウル=鈴木拓也
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 文在寅(ムンジェイン)大統領の退任を目前に控えた韓国で、政権与党幹部らを次々に立件してきた検察の捜査権を奪う法改正案が27日未明、国会の法制司法委員会で可決された。与党による強行採決となり、野党は猛反発している。しかし、議席の過半数を握っている与党は本会議での採決を急ぎ、今週中にも成立させる方針だ。

 同委で可決されたのは、進歩(革新)系与党「共に民主党」が提出した刑事訴訟法と検察庁法の改正案。汚職や経済事犯、選挙違反などに対する検察の捜査権を段階的になくし、新たに発足する米連邦捜査局(FBI)のような捜査機関などに移行する内容だ。

 検察の役割は事実上、警察な…

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