ポケモンと化石の異例コラボ、全国へ 32歳学芸員「なかまゲット」

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天野彩
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 かつて生息していた生き物とポケモンとの比較を通して、生き物のなり立ちを学ぶ巡回展「ポケモン化石博物館」が、東京・上野の国立科学博物館(科博)で開かれている。発案したのは、北海道の博物館の学芸員。ポケモンに導かれて化石博士になった学芸員の夢が、「なかま」を見つけて全国を旅する。

 科博日本館1階の中央ホール。アジア最大級の肉食恐竜タルボサウルスの化石と、カセキポケモン「ガチゴラス」の骨格想像模型が並ぶ。見上げるほどの巨体を支える背骨と肋骨(ろっこつ)、ちょこんとした前脚。鋭い牙は人間を丸のみできそうな迫力だ。

 中央ホールと隣の企画展示室で開催されている特別展「ポケモン化石博物館」には、骨格想像模型のほか、パネルや模型にカセキポケモンなど約40種が登場する。ポケモンの模型はいずれも実寸大。カセキポケモンの模型の隣にはよく似た古生物の標本を展示し、比べながら観察できる構成になっている。

 最初の会場となった三笠市立博物館には、開催期間(昨年7~9月)の3カ月間で計約2万7千人が訪れた。年間入場者数の約3万人とほぼ同じ人数。チケットは事前予約制だったが、初日は入場600人の枠が予約開始5分で埋まったという。

 若い世代が電車とバスを乗り継いで札幌市など遠方から訪れた。予想を超える人気ぶりに館内の人手が足りず、相場さんは「開催期間中はほぼ休みがなかった」と振り返る。

 科博での開催は6月19日まで。7月16日~11月6日は愛知県豊橋市自然史博物館、12月10日~来年1月24日に大分県立美術館を巡回する予定。

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 この企画の原案を考えたのは…

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