共通テストの新科目「情報Ⅰ」、入試センターが抱える難題とは

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聞き手・桑原紀彦
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 大学入試センターの理事長を退任した山本広基氏に聞く3回シリーズの最終回は、2025年の大学入学共通テストから追加される科目「情報Ⅰ」や、共通テストの今後、センターの将来の経営について語ってもらいます。まずは、プログラミングなどを学習内容の柱とする情報Ⅰから。

 新学習指導要領の導入に伴って情報Ⅰという新科目ができ、いまの高1以降は全員が履修することになりました。

 これを踏まえて国立大学協会(国大協)は今年1月、全国立大が一般選抜の受験生に対し、共通テストで情報Ⅰを含む6教科8科目を課すのを原則とする、との方針を決めました。

 情報教育はこれからの社会にとって重要な柱になります。ICT(情報通信技術)やインターネットが発達し、フェイクニュースの見分け方や個人情報の扱い方などリテラシーに関わる部分は、きちんと高校で教えるべきだと思います。

 また、プログラミングは論理式で成り立っている。論理的なものの考え方を養うために情報Ⅰを学習する意義はあると思います。

情報Ⅰ、「本質とらまえた出題を」

 ただ、論理的思考を試験で測…

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