にらむプーチン氏…注目会談はプロパガンダの場に 見えた国連の限界

有料会員記事ウクライナ情勢

ニューヨーク=藤原学思
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 グテーレス国連事務総長が26日、ロシアのプーチン大統領と会談した。実現可能とみられる提案に絞り、その一部で「原則同意」を得た。ただ、人道的停戦については提案すらできず、ウクライナ危機における国連の役割の限界もあらわになった。

 26日午後、ロシア大統領府。10人は座れるような細長いテーブルに、両者が向かい合って座る。この光景は2月、プーチン氏がマクロン仏大統領と会った際にも見られた。今回の会談は、冒頭の約24分間がロシア国営テレビで流された。

 「ロシアの人道回廊が機能していないと言われたが、事務総長、あなたは誤解している」。プーチン氏は、ロシア軍が包囲するウクライナ南東部マリウポリからの民間人の避難をめぐり、こう言って反論。「我々の活動で13万か14万人がロシアやウクライナに逃れた」と主張した。社交辞令が多い会談冒頭の言葉としては異例だ。

 このほか「(ウクライナ侵攻…

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