モルドバからロシア軍侵攻の可能性も ウクライナ南西部で緊張高まる

有料記事ウクライナ情勢

リビウ=西村宏治、パリ=坂本進
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 ロシア軍が侵攻したウクライナで、南西部の国境地域の緊張が高まっている。隣国モルドバでは中央政府の支配が及ばない分離独立派地域で何者かによる攻撃、爆破事件が相次いだ。同派はウクライナからの攻撃を示唆。一方のウクライナは同派を支援するロシアが背後にいるとみており、分離独立派地域に駐留するロシア軍が事件を口実に地上侵攻に踏み切る可能性があると警戒を強めている。

 ロシアのインタファクス通信は27日、モルドバ東部の沿ドニエストル地域にあるロシア軍の兵器倉庫で銃撃があったとする現地メディアの情報を伝えた。けが人はいないという。

 ウクライナと国境を接するこの地域は、1991年のソ連崩壊と前後してロシア系住民らが「沿ドニエストル・モルドバ共和国」として独立を宣言。今も実効支配を続け、1500人規模のロシア軍が駐留する。

 この地域では21~26日に…

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