ガス供給停止は「エネルギーによる脅し」 ゼレンスキー大統領が投稿

有料会員記事ウクライナ情勢

パリ=坂本進
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 ロシア軍が制圧しているウクライナ南部ヘルソンで27日、地元住民がロシアへの抗議デモを行った。ウクライナメディアによると、ロシア軍が市民に向け催涙ガスを使用するなどして、4人がけがをした。ロシア側は26日、ヘルソンの新たな「市長」や「知事」を一方的に任命していた。

 ロシアの独立系メディア「メドゥーザ」は27日、ロシア大統領府の関係者から得た情報として「5月14、15日にも、ヘルソン州でウクライナからの独立の是非を問う住民投票が行われる」と報じた。東部で親ロシア派勢力が「ドネツク人民共和国」や「ルガンスク人民共和国」と名乗っているように、「ヘルソン人民共和国」と名乗ることも問う可能性があるという。

 ロシア軍が攻勢を続ける東部の戦況については、ウクライナのレズニコフ国防相が27日、「この先数週間は、極めて厳しい状況が待っている」とフェイスブックに投稿した。レズニコフ氏は、ロシア軍がすでに大規模な部隊を東部に集めているとし、「可能な限りの苦痛を与えてくるだろう」と警告した。

 一方、ロシア国営ガス企業のガスプロムが、ポーランドとブルガリアの2カ国への天然ガス供給停止を発表したことを受け、欧州委員会フォンデアライエン委員長は27日、「欧州におけるロシアの化石燃料の時代は、終わりを迎える」とツイッターに投稿した。

 フォンデアライエン氏は、ロ…

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