ロシアのサイバー攻撃、地上部隊と連動も ウクライナ侵攻前後で急増

有料会員記事ウクライナ情勢

サンフランシスコ=五十嵐大介
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 米マイクロソフト(MS)は27日、ロシアが関与したとみられるウクライナに対するサイバー攻撃に関する報告書を公表した。ロシア軍の地上での動きと連動する形で、サイバー攻撃が起きていたという。

 MSによると、2月24日のロシア軍の侵攻前後に攻撃が急増し、侵攻前日から今月8日までの間、ウクライナの37機関が大規模な攻撃の被害にあった。同社は、ロシアのサイバー攻撃は「破壊的で容赦がない」と指摘した。

 報告書によると、ロシア侵攻前日の2月23日、ロシア軍の情報機関と関連のある集団が、ウクライナ政府のほか、IT、エネルギー、金融関連の組織の数百のシステムを攻撃。積極的に協調した動きかどうかは確かではないとしながらも、ロシア軍が地上で攻撃した対象と一部重なるという。国民が信頼できる情報や重要な市民サービスへのアクセスを混乱させ、ウクライナ政府への信頼を揺るがす狙いがあったとしている。

 MSによると、ロシア侵攻後…

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    須藤龍也
    (朝日新聞編集委員=情報セキュリティ)
    2022年4月28日16時4分 投稿
    【視点】

    表紙も含め21ページからなる報告書は、戦闘機やミサイルを使ったロシアの軍事行動とウクライナで確認されたサイバー攻撃を対比した重厚な内容です。世界有数のIT企業であるマイクロソフト(MS)の調査能力を見せつけられました。 と同時に考慮すべき