訪日中のショルツ独首相が講演 ウクライナへの武器支援の意義を強調

有料会員記事ウクライナ情勢

松井健
[PR]

 ドイツのショルツ首相が28日、首相就任後初めて日本を訪問した。ロシアのウクライナ侵攻について、欧州から地理的に離れた日本が、主要7カ国(G7)の一員としてロシアに毅然(きぜん)とした態度を示したと評価し、「プーチン(ロシア大統領)は各国がこのように団結するとは思っていなかっただろう」と話した。

 岸田文雄首相との首脳会談に先立ち、都内で開かれた在日ドイツ商工会議所主催の「日独ビジネス・ダイアログ」に出席し、日独の経営者らを前にスピーチした。

 ショルツ首相は、「プーチンの指示したこの戦争は、ウクライナだけに向けられたのではない。国際社会全体の秩序基盤である国連憲章と普遍的人権に向けられた攻撃だ」と述べた。さらに、今後も軍事的支援やロシアへの制裁を続けるとし、「プーチンは交渉でウクライナが受け入れることのできる条件を出さなければいけない」と述べた。

 新たに対空戦車(自走式対空…

この記事は有料会員記事です。残り512文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら

  • commentatorHeader
    佐橋亮
    (東京大学東洋文化研究所准教授)
    2022年4月29日10時36分 投稿
    【視点】

    ショルツ首相の講演には私も出席しました。ロシア・ウクライナ戦争を前に、力強いメッセージを打ち出そうとしていることは明確に伝わってきました。私の想像を超えるほど、エネルギーに満ちあふれた感じの立ち居振る舞いで、時間の許す限り質問に答えていたこ