低いけど甘くない…奥多摩の山 都山岳連救助隊が「十カ条」呼びかけ

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杉山圭子
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 低い山でも甘くみないで――。大型連休を前に、東京都山岳連盟の救助隊員たちが「奥多摩の山を楽しむための十カ条」と題したチラシを作り、登山への注意を呼びかけている。コロナ禍の影響で登山者の体力が低下し、事故の増加につながっているとの危機感が、背景にあるという。

 青梅市と奥多摩町の境に位置する「高水三山(たかみずさんざん)」。都心からも近く、登山の入門コースとして人気が高い。三山の中央、岩茸石山(いわたけいしやま)(標高793メートル)の頂上では24日、8人の同隊員らが、登山者一人ひとりに声をかけながらチラシを手渡した。

 「低くても山は怖い。気をつけて下さい」。隊員が声をかけると、道中の危険な場所などを尋ねる人も。遭難者の捜索・救助を担う同隊が、啓発活動を単独で行うのは初めてだという。

 「十カ条」は、ヒマラヤ遠征の経験もある副隊長の加藤秀夫さん(76)が発案し、実際の遭難事例をもとに原案をつくった。

 10項目のうち、「体力に合…

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