新垣結衣さん 「鎌倉殿の13人」八重役で知った、時代劇の醍醐味

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野城千穂
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 「鎌倉殿の13人」(NHK、日曜午後8時)で大河ドラマ初出演を果たした俳優の新垣結衣さん。主人公・北条義時の初恋の相手で、その後、妻となった八重を演じている。源頼朝や実の父に翻弄(ほんろう)されながらも、強い意志と「生きることへの執着」を忘れなかった八重役を通して、時代劇の印象が変化したという。取材会で今作への思いを語った。

印象に残るのは「父上の襟足をそるシーン」

 八重は、後に鎌倉幕府を開く源頼朝の最初の妻だが、家の都合で引き離された上、頼朝との間にできた子を八重の父・伊東祐親に殺される。さらに、無理やり結婚させられた別の男も殺され、その後ようやくこの物語の主人公で後に鎌倉幕府2代執権となる北条義時(小栗旬さん)と結ばれて平穏を取り戻す。

 「大事なものをどんどん失ってしまったので、自分の生きる意味みたいなものをずっと探している」。新垣さんは八重の生い立ちをそう分析する。哀れんでいるわけではない。「自分自身にも、周りの大事な人に対しても、生きるということに対してすごく強い意志を持っている。それはすごく良いことだと思います。(生きるために)すがるものを見つける力もある。諦めない力がある。そういうふうに捉えています」

記事の後半では、新垣さんがこれまで時代劇を敬遠していた理由と、今作で変化した「歴史上の人物」像を語ります。

 八重のたくましさは物語の随…

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