20年ごしの論争がついに決着 さいたま市役所が2031年に大宮へ

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上田雅文、西田有里
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 さいたま市役所の場所をめぐる約20年ごしの論争が、ひとつの区切りを迎えた。浦和区にある市役所(旧浦和市役所)をさいたま新都心大宮区)に移す条例改正案が29日、市議会で可決された。2031年度をめどに市庁舎を移転する構想が、本格的に動き出す。

 条例改正案を審議する本会議は28日午前10時に始まり、夕方には決着する見通しだった。だが、市民への丁寧な説明が尽くされたかなどの議論が長引いた。改正案の採決は29日未明に記名式であり、議決には議長を含めた出席議員の3分の2以上の同意が必要とされ、賛成多数で可決された。

 質疑では議員から「様々な思いを受け止めるなら中央区に移転すべきだ」などの質問があり、こうした意見を踏まえ、市役所の所在地の住居表示については将来的に「さいたま新都心にふさわしい住居表示を検討すること」とした付帯決議がついた。

当初想定した場所は旧与野市の…

 そもそも、市庁舎の移転の議…

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