ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、米国防総省のカービー報道官が29日の会見でロシアのプーチン大統領の行動を「悪行」と呼び、言葉を詰まらせる場面があった。ウクライナでの市民の被害をめぐり、感情的になったとみられる。
カービー氏は連日、ウクライナ侵攻などをめぐって記者会見に応じ、安定した答弁で知られている。感情をあらわにするのはまれだとして、米メディアでも注目を集めている。
記者に「プーチン氏は理性的だと思うか」と問われると、カービー氏は数秒間うつむき、言葉を詰まらせながら、「映像を見て、真剣な分別ある指導者がすると想像することは難しい」と述べた。ウクライナで市民が被害に遭った映像を想起したとみられる。「無実の人々が後ろ手に縛られて後頭部を撃たれ、妊婦が殺害され、病院が攻撃されている」と指摘した。
ロシアがウクライナ侵攻を正…
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