国内外の芸術に触れる 富山県魚津市で国際現代美術展

竹田和博
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 国内外の芸術作品に親しめる第9回富山国際現代美術展「2022 ART/X/TOYAMA」が30日、富山県魚津市宮津の新川文化ホールで始まった。バリエーションに富んだ約120点の作品が、訪れる人たちの感性を刺激する。

 富山県内の作家らでつくる実行委員会などが主催し、1993年にスタート。2002年からは4年ごとに開催してきた。

 今回は国内39人、海外からは仏やトルコなど10カ国計26人が参加。油絵やインスタレーション(空間芸術)、映像や写真、造形など作品は多岐にわたる。交流もだいご味の一つで、これまでは海外の作家も会場を訪れていたが、コロナ禍のため今回は作品展示のみになった。

 それでも、油絵作家でもある鷹嘴直(たかはしなお)・実行委員長(75)は、多くの作家が呼びかけに応じて出展してくれたことに「長い付き合いのなかで築いた絆がある。それも、この美術展の価値です」。そして、こう続けた。「みなさん力が入っていて、この日のために作られた作品も多い。その熱量を感じてほしい」

 5月8日まで(6日は休館)、入場無料。1日午後2時からは、「つながるアート・つなげるアート」と題したシンポジウムがある。(竹田和博)