【詳報】ウクライナ侵攻23、5月31日~6月7日(日本時間)の動き

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 ウクライナ東部セベロドネツクでウクライナ、ロシア両軍の市街戦が続いています。当初ロシア軍の優勢が伝えられましたが、その後、ウクライナ軍が都市の大部分を奪還したとの情報も出てきました。一方、ロシアのプーチン大統領欧米諸国のウクライナへの武器支援に神経をとがらせ、警告を発しています。

(タイムスタンプは日本時間。括弧内は現地時間)

【連載】息子はどこに ロシア軍に連れ去られた人々

ウクライナの村から、青年が消えました。無事を祈る母に届いた知らせは、「ロシア軍に捕まった」。どこに連れ去られたのか。足跡を追うと、思いも寄らぬ場所にたどり着きました。

■■■6月7日(日本時間)■■■

20:40(テルアビブ14:40)

ウクライナ、イスラエルへ要望「アイアン・ドームを」

 ウクライナの駐イスラエル大使は7日の記者会見で、「ロシアがウクライナ市民を虐殺しているのに、イスラエル政府は心地の良い場所から出ようとせず、最低限の防御的な支援すらしようとしない」と批判した。地元紙タイムズ・オブ・イスラエルなどが報じた。

 同紙によると、大使は会見で、イスラエルのミサイル防空システム「アイアン・ドーム」などを、「防衛手段として」提供するよう求めた。またイスラエルが5月、ウクライナで活動する救急隊や市民団体向けに提供した2千個のヘルメットと500着の防弾チョッキについて、ウクライナが要請したものの10%に過ぎなかったことを明らかにした。

 イスラエルのベネット首相は、ロシアがウクライナへの軍事侵攻を始めた直後、外国首脳として初めてロシアのプーチン大統領と対面で会談。ウクライナのゼレンスキー大統領とも会談を繰り返し、両国の仲介役に名乗り出てきた。

 イスラエルにとって、国境を接する敵国シリアに対して影響力を持つロシアとの関係は安全保障上、重要なこともあり、米国や西欧主導のロシアへの経済制裁には参加していない。

20:00(セベロドネツク14:00)

激しい市街戦の地、取り残された住民1万人

 ロシア軍が兵力を集中させているウクライナ東部ルハンスク州のセベロドネツクで住民約1万人が取り残され、両軍による一進一退の攻防が続いていると地元当局者がSNSに投稿し、7日、ウクライナのウニアン通信が報じた。同通信によると、ウクライナ軍は防衛戦を死守し、両軍による激しい市街戦が繰り広げられているという。

19:07(モスクワ13:07)

ロシア国防相、セベロドネツクで「住宅地域を開放」

 ウクライナ東部ルハンスク州の重要都市セベロドネツクの攻防戦をめぐり、ロシアのショイグ国防相は7日、「住宅地域を完全に解放した」と述べた。国防省の会議での発言を、インタファクス通信が伝えた。

 ショイグ氏によると、住宅地域以外の工場地帯などについても、ロシア軍が制圧に向けた攻撃を続けているという。ウクライナメディアなどは、工場地帯に多数の住民や兵士がとどまっていると伝えている。

19:06(ヘルソン13:06)

ロシア、ヘルソン住民に現金支給方針か 国籍取得し住民投票に賛成なら

 ロシア軍が占領したウクライナ南部のヘルソン州でロシア当局が、ロシア国籍を取得して(ロシアへの併合の是非を問う)住民投票に賛成する住民に一万ルーブル(約2万1500円)を支給する方針であると7日、ウクライナの国営通信が報じた。

 同通信によると、ロシア側の…

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