防衛研究所が「ウクライナ戦争の衝撃」発表 「ロシアはもはや…」

有料記事ウクライナ情勢

松山尚幹
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 安全保障の問題などについて研究・分析する防衛省防衛研究所は31日、「ウクライナ戦争の衝撃」と題した論考を発表した。「ウクライナが抵抗する以上、長期化を想定せざるを得ない」と現状を分析。中国がロシアとの関係を深め続ければ、「米国だけではなく国際社会との分断を深めることになるかもしれない」と予測した。

 この論考は、日本周辺の安全保障環境について記した2022年版「東アジア戦略概観」の別冊として発表された。ウクライナ戦争に関し、ロシアが侵攻を続ける「論理」や、各国がとった対応などについて分析した。

 ロシアについて「作戦準備が不十分な状態で進軍して戦力は大きく損耗」したと指摘。旧ソ連諸国との「求心力も低下するだろう」と予測した上で、「ロシアはもはや、これまでと同じ国際環境には生きていくことはできない」と結論づけた。戦後については「ロシアの行動を適切に罰しつつ」、ロシアが「安定的で友好的なウクライナの隣国にならなくてはならない」と説いた。

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